秋のおすすめ天ぷら食材

抗酸化力アップでイキイキと!

実りの秋は、おいしく食べながら若さを保つ食材を意識してみませんか?体の中の活性酸素が過剰になると酸化によって健康な細胞が傷つけられ、老化やがん、糖尿病などの悪影響を体にもたらすといわれています。活性酸素を除去し、体の中を錆びつかせる酸化を防ぐには、肉や魚に含まれる「レチノール」や野菜に含まれる「β-カロテン」、「ビタミンC」や「ビタミンE」などの抗酸化物質を積極的に摂りましょう。スポーツの秋、健康な体づくりにも目を向けてみてはいかがでしょう。

おすすめ食材 さつまいも

さつまいも

秋を代表する味覚のさつまいもは、実は「ビタミンC」が豊富な食材。いも類の「ビタミンC」はでんぷんに守られているので水に溶けにくく、加熱しても壊れにくいため、揚げる・蒸すなどの料理法との相性は◎。さらに、紅紫色の品種は抗酸化作用のある「アントシアニン」、オレンジ色の品種は「カロテン」を多く含んでいます。また、さつまいもの切り口から出る白い液は「ヤラピン」という成分で、便を柔らかくする効果があることから、便秘予防にも期待大。低温でじっくり加熱していくことで酵素が働き、甘みが増すため、少し厚めに切ってじっくり揚げればホクホク甘~い、さつまいもの天ぷらに。ぜひ一度、試してみてください。

さつまいも ワンポイント!

乱切りにしたさつまいもを揚げて甘辛のみたらし餡をかければ、大学いものようなおやつに。また、衣にカレー粉を混ぜてスパイシーに仕上げれば、お酒のおつまみにもなります。

おすすめ食材 鮭

鮭

サーモンピンクと呼ばれる鮭の身の色の正体は「アスタキサンチン」。にんじんなどの緑黄色野菜に多い「β-カロテン」と同じカロテノイド系色素の一種です。「アスタキサンチン」には活性酸素の発生を抑制、除去する働きがあり、ビタミンEの約1000倍にも相当する抗酸化力があるといわれるほど。そのため、アンチエイジングなどの効果が期待できます。鮭の中でも特に「アスタキサンチン」含有量の多いのが紅鮭。切り身を選ぶときは、皮が銀色で切り口に艶があり、身が鮮やかなオレンジ色のものを選びましょう。

鮭 ワンポイント!

鮭には白鮭や紅鮭、銀鮭、キングサーモンなどの様々な種類があり、脂の乗り方にもそれぞれ特徴があります。天ぷらには紅鮭のようにあっさりした味わいで身がしっかりしたものがよく合います。

おすすめ食材 いちじく

いちじく

いちじくの上品な甘さを引き立てるほのかな酸味の正体は「クエン酸」。「クエン酸」は、肩こりや筋肉疲労などを改善し、血行促進や疲労回復にも効果的です。果肉に含まれる色素は抗酸化作用のある「アントシアニン」で、アンチエイジングも期待できます。また、いちじくに豊富に含まれる水溶性食物繊維の「ペクチン」には腸の働きを整え、コレステロール値や血糖値の上昇を抑える働きも。天ぷらにするなら、熟しきれていない若いいちじくでも、甘みが引き出されるのでおいしく食べられます。日持ちしにくいため、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べ切りましょう。

いちじく ワンポイント!

皮をむいて衣を付けて揚げたいちじくに、チーズやバルサミコソースを添えれば、白ワインにもぴったりのおつまみになります。

2020年3月

まだまだあります!秋のおすすめ食材

まいたけ

まいたけ

きのこの中でも独特の香りと食感が特徴のまいたけ。他のきのこと同様に、低カロリーで便秘予防に効果のある食物繊維が豊富です。サクサク天ぷらで、まいたけの香りと歯ざわりを楽しんで!

栗

ほんのり甘くて、ホクホク食感がくせになる栗の天ぷら。いっぱい栗を買ったときは、一度くらい天ぷらにしてみてください。優しい味わいでほっこり気分になれるかもしれませんよ。

ぎんなん

ぎんなん

独特な香りで好みが分かれるぎんなんですが、新鮮なものほど香りも強くなく、食べやすいそう。揚げすぎると、ぎんなん特有のムチっとした食感がなくなってしまうので注意して。天つゆより、お塩で食べるのがおすすめです。

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