トップメッセージ

代表取締役社長執行役員 塚越英行

PROFILE

1992年昭和産業入社。
2018年執行役員に就任後、
2021年取締役常務執行役員を経て2023年より現職。

穀物を徹底的に研究し、
その可能性を知り尽くした「穀物のプロ集団」です

昭和産業グループは「人々の健康で豊かな食生活に貢献する」というグループ経営理念のもと、大地の恵みである様々な穀物を小麦粉、プレミックス、植物油、糖化製品、配合飼料などに加工し、多くのお客様にお届けしてきました。創業以来、これらの穀物を徹底的に研究し続け、その素材一粒の持つ力や可能性を知り尽くした「穀物のプロ集団」、それが私たち昭和産業グループです。一つの企業グループで、複数の穀物を取り扱うこの特長は、数ある日本の食品メーカーの中でも他に類を見ません。創業からおよそ90年。人々の生活様式や食習慣は時の流れとともに大きく変わりましたが、わたしたちはお客様の「食」に関する課題やニーズを解決する「穀物ソリューション・カンパニー」として、時代のニーズにあった解決策を提案してまいりました。これからわたしたちの仲間に加わって頂くみなさんとも「食卓を支え続ける縁の下の力持ち」、この思いを共有し、様々な挑戦をしていければと思っています。

昭和産業は「食」の課題を解決する
穀物ソリューション・カンパニーです

昭和産業の強みは専門分野に特化しがちな業界の中で、食品メーカーとして穀物取扱量日本一※であり、小麦、大豆、菜種、トウモロコシといった多種多量な穀物から、様々な事業を展開している点にあります。たとえばお客様から「ふっくら感が持続するパンをつくりたい」「もっとカラッと揚がる天ぷら粉がほしい」という声が寄せられれば、スケールメリットを活かした価格提案に加え、製粉と糖質、油脂それぞれの技術ノウハウを組み合わせた解決策を生み出すことも可能です。これは同業他社には成し得ないシナジー・ソリューションにほかなりません。昭和産業は様々なおいしさを求めるお客様の声に対して、あらゆる角度からお応え出来る体制を備えています。これを支えるのは事務系、技術系の社員たち。それぞれ立場や役割は異なっても、全員がお客様のよろこびのために尽くすという役割を担っているのです。
※当社調べ

中国、ベトナム、台湾からASEAN地域へ
活躍のステージは海外にも広がっています

昭和産業は海外にも積極的に進出しています。2003年、中国の天津で台湾の食品メーカー大成集団との合弁による大成昭和食品の設立を皮切りに、2012年、ベトナムのプレミックス最大手であるインターミックス社への出資、2019年には大成集団と台湾を拠点として製粉・飼料などの合併事業を開始するなど、アジア市場で需要拡大が続くプレミックスや製粉事業、飼料・鶏卵事業を中心に海外展開を進めてまいりました。 今後は既存事業の強化・拡大に加え、冷凍食品などへの事業領域拡大、バリューチェーン拡大による高付加価値化、また、ASEAN地域を中心とした輸出事業強化に取り組んでいきます。昭和産業のフィールドは国内に留まりません。海外現地ユーザーへの直接提案、海外展開している日系企業との発展的取り組みの模索など、海外市場を切り拓く人財が必要です。ぜひあなたの力で昭和産業の歴史に新たな1ページを書き加えてください。
※プレミックス=小麦粉にでん粉、糖類、油脂、食塩などを用途に合わせて最適に配合したもの