エンジニア現場レポート

鹿島工場機械・電気・建築系をはじめとした
工学系出身者の活躍の現場を紹介します!

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    1日密着

    設備系(機械)1日密着
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    設備系(建築)インタビュー

昭和産業は穀物原料を大量に輸入し、その原料を多様な食品素材に加工する総合食品メーカーです。また、日本で多種多量な穀物を取り扱う稀有な食品メーカーであり、穀物の取り扱い量は食品会社として日本一※です。その特徴的な事業形態より生み出される各種食品素材との組み合わせによる、無限の可能性を追求し続けています。※当社調べ
当社は大規模な生産設備を保有し、高度な生産技術と生産設備によって多くの食品素材を生産しています。機電系専攻の学生のみなさんにとっては自身の専攻内容と食品会社との結びつきは一見イメージしにくいかもしれません。しかし、建築、機械、電気、制御などエンジニアリング分野はスケールの大きい食品素材工場を動かすのに必要不可欠であり、工場運営にはみなさんの専攻分野が大いに関係しているのです。
昭和産業でエンジニアリングの役割を担う社員がどういった仕事をしているか、その活躍のフィールドや内容、やりがいについて、以下にご紹介します。

機械技術者の仕事をご紹介します

当社の基幹生産部門は大規模な機械設備からなっており、各設備は高度な先端技術を駆使して24時間自動運転しています。
「安全、安心で高品質な製品を安定的に供給する」という食品会社の使命を全う出来る製造体制を整えています。製品に求める品質やコストをしっかりと理解した上で、最適な設備構成を追求していかなければなりません。その点で、市販の機械をそのまま使用するのではなく、当社独自のプラント設計を行う必要があります。これらの点からも工場における設備技術業務の重要性は極めて高いものとなっています。 機械技術者の社員の主な仕事としては、以下の点が挙げられます。

  • 1
    新製品のための新技術の開発や設備導入を行います。
  • 2
    生産プロセスの効率化やコスト削減、環境負荷低減を目指し、
    生産設備の建設計画や既存設備の改善を行います。
  • 3
    工場で保有する各設備が安定して稼動するよう、定期的な整備の実施、
    老朽化した設備の更新など、生産設備の維持管理を行います。

機械系出身だから機械系技術者、電気系出身だから電気系技術者というわけではなく、それぞれが知識と経験を活かして、互いに協力して様々な場面で活躍しています。

電気・制御技術者の仕事を
ご紹介します

モノ作りの現場となる工場は、当然ながら電気がなければ稼動しません。 電気技術者は、電力会社から供給された電気を敷地内の各プラントに配電する高圧受変電設備の設計や維持管理を行うほか、各種燃料を用いる自家発電(コージェネレーション)設備の導入により、工場のエネルギー効率の最適化を図っています。
制御技術者はプラントの自動運転のための集中制御設備の設計から施工、運転管理まで一貫して関わっています。 電気・制御技術者の活躍の場は非常に幅広く、様々な場面に総合的かつ主体的に関与していくことになります。最初はもちろん勉強が必要ですが、入社後の比較的早い段階からやりがいのある業務に携わることが出来ます。
電気・制御技術者の主な仕事としては、以下の点が挙げられます。

  • 1
    電気:電力供給における設備の選定や動力回路の設計を行います。
  • 2
    制御:制御システム(プロセス制御、回路設計、計装機器)の設計、
    構築を行います。
  • 3
    故障対応や定期整備、老朽更新などの維持管理を行います。

食品メーカーは、工学系出身者の就職先としてはなじみが薄いかもしれません。でも少数だからこそ、メーカーの生命線である工場を一棟まるごと立ち上げる醍醐味を味わうことができます。昭和産業の一員として、ぜひ一緒に働きましょう!

学生のみなさんへ

当社の事業は、食品メーカーの中でも穀物の加工がメインとなります。大量の穀物をパイプラインで運び、非常に大きな装置を使って加工していく仕事なので、各工程で適切に処理するためには設備の設計に相当な緻密さが求められます。単に機械業者から機械を買って設置するだけではありません。自分たちが求める仕様に従い、個々の機械や設備の検討を重ね、全体を組み合わせて設計する必要があります。
技術系学生のみなさんのうち機械や電気、建築の専攻の方々ですと、主な就職先として電機メーカーや自動車メーカー、建設会社などの業界を意識するケースが多いと思います。しかし、実は意外と食品会社にも機械、電気、建築などの分野でやりがいのある重要な仕事がたくさんあります。
 様々なことに興味を持ち、「自分はこの会社でどんなことが出来るのか」をよく考えて会社選びをすると、その会社で大事な役割を担って社会人生活を過ごしていけることになります。「一つひとつの細かい業務で歯車となるのではなく、全体を見渡せる、会社にとってなくてはならない大切な仕事」に就けるかどうか、という点を意識して業界研究を進めて頂きたいと思います。
 これからの長い人生を左右する大事な判断です。会社に入ってもモチベーションが持続出来る環境がないと辛いことの方が多くなってしまうでしょう。将来を考えて企業を選ぶという点で、ぜひ食品業界にも目を向けてチャレンジしてみてください。自分自身のやりがいにも繋がりますし、昭和産業はそういう意味でもオススメだと思います。
みなさんと一緒に仕事が出来ることを楽しみにしています。