海鮮蕎麦九 本厚木店(神奈川県厚木市)

人気蕎麦店の名コンビ!
蕎麦の香りを引き立てるサクサク天ぷら

蕎麦店の人気メニューといえば、真っ先に思い浮かぶのが天ぷら蕎麦。サクサクの天ぷらとおいしい蕎麦との組み合わせは、不動の名コンビといえるでしょう。そんな、両者のおいしさにとことんこだわり、人気を博しているのが、神奈川県厚木市にある「海鮮蕎麦九 本厚木店」です。
小田急線本厚木駅から徒歩4分ほど。近隣には商業ビルやホテルもあり、様々な飲食店が立ち並ぶ激戦区にあって、昼は会社員、夜は地元の常連客などで賑わう人気店です。

看板メニューは、桜海老やしらすを使った大きなかき揚げと蕎麦を組み合わせた「ジャンボかき揚げ天せいろ蕎麦」。直径15cm以上もある大きなかき揚げは、花咲きが美しくサックリと軽やかな食感と、素材それぞれの味わいがしっかりと感じられるのが魅力。「天ぷらと一緒に食べると、蕎麦もさらにおいしい!」とお客様から大評判です。

桜海老のジャンボかき揚げ天せいろ蕎麦
直径15cm以上もある大きなかき揚げと、北海道産の蕎麦粉を使った自家製蕎麦との相性にこだわり抜いた「桜海老のジャンボかき揚げ天せいろ蕎麦」(1,360円)は、同店の看板メニュー。天ぷら粉『大地のかがやき』を衣に使い、『オレインリッチ』で揚げたかき揚げは、サックリと軽やかな食感で、桜海老、タマネギ、ニンジン、シメジ、長ネギといった素材のおいしさが伝わる。

同店を運営するのは、地元神奈川や東京を中心に飲食店を展開する株式会社オーイズミダイニング。2016年7月、新業態として「海鮮蕎麦九 本厚木店」をオープンする際に、「主役である蕎麦はもちろん、そのおいしさを際立たせ、メニューの付加価値を高める天ぷらのクオリティにもこだわりたい」と、開発を進めたそうです。

「蕎麦粉は北海道産。低速回転の石臼で丁寧に挽いた蕎麦粉を使い、豊かな香りと風味がしっかりと感じられる蕎麦を毎日お店で手打ちしています。この蕎麦の持ち味を生かし、一緒に食べると両者のおいしさがさらに高まるような天ぷらが作りたくて、オープンするまでに1年以上も開発を続けました」。そう話すのは、オーイズミダイニングで営業を務める安部将勝さん。

料理長の児玉博和さんとも相談しつつ、試行錯誤を重ねたポイントは、「素材の持ち味を生かしつつ、サクサクとした食感が続き、油っこくない天ぷらに仕上げること」。それを実現するためには、天ぷら粉と揚げ油の組み合わせが重要と考え、様々なメーカーのたくさんの製品を試した結果、ようやくたどり着いたのが、昭和産業の『大地のかがやき』と『オレインリッチ』だったのです。

肉つけ蕎麦
冷たい蕎麦の上に甘辛く煮込んだ牛肉をのせ、海苔とゴマをたっぷりトッピングした、同店オリジナルの「肉つけ蕎麦」(980円)。特製ラー油入りのピリ辛のつゆで食べる"つけ麺"風のパンチの効いた味わいは、男性はもちろん女性にも人気の一品。お好みで添えてある生卵を加えれば"味変"も楽しめる。

『大地のかがやき』と『オレインリッチ』が生んだ理想の天ぷら

看板メニューである「ジャンボかき揚げ」は、桜海老やタマネギ、ニンジンなどの素材をまとめつつ、ごく薄くまとわせた衣が特徴。最小限の衣で揚げることで、口に運んだときの食感は軽やかで、素材の甘さやうまみが感じられます。

同店が選んだ『大地のかがやき』は、北海道産麦小麦粉を使用した天ぷら粉。独自の製法により、水溶けがよく簡単にサクサクの食感の天ぷらが揚げられるのが魅力です。また、『オレインリッチ』は、オレイン酸をたっぷり含んだピュアひまわり油で、あっさりと油っこくないのが特徴。揚げ物や炒め物などに使うと、軽やかに仕上げることができます。

「『大地のかがやき』と北海道産蕎麦粉を使用した蕎麦との親和性も魅力でした。さらに『オレインリッチ』は、油そのもののクセがなく、カラッと揚がるので、当店のような大きなかき揚げでも軽やかな味わいに仕上げることができました」と安部さん。料理長の児玉さんも「これまで使った天ぷら粉と油の組み合わせの中で、一番クオリティの高い天ぷらができました。まさに、理想的」と絶賛します。
こだわりの甲斐あって、同店の「ジャンボかき揚げ」は大人気に。「気軽にかき揚げを楽しめるように」と作った、小さめのかき揚げをのせた小丼とせいろ蕎麦をセットにしたランチも1日に約30食の注文があるそうです。

また、「酒の肴としても、おいしい天ぷらが食べたい」というお客様のご要望から、野菜や魚介などを串カツ風に仕立てた「串天」も生まれました。
中でも、刺身用の本鮪の中トロを贅沢に使った「本鮪中トロのねぎま」は、揚げ油や天ぷら粉だけでなく、素材や揚げ方にもこだわった同店の人気メニューの一つです。

串天、本鮪中トロのねぎま
「ランチのおいしい天ぷらを、夜の酒の肴としても食べたい」。そんなお客様の声から生まれたメニューが「串天」。いわゆる串カツの天ぷら版で、カットした野菜や魚介などを食べやすいように串に刺し、『大地のかがやき』の衣をつけて、『オレインリッチ』で揚げた逸品。写真左は、カボチャ、タマネギ、シイタケ、プチトマト、アスパラガス、ナスの串天(各100円)と、写真右は「本鮪中トロのねぎま」(240円)。「本鮪中トロのねぎま」は、素材の味わいを生かすため、少し低めの170℃で揚げ、鮪をレア状態に仕上げている。

天ぷらのおいしさと蕎麦のおいしさ、両者を追求し続けて誕生した「海鮮蕎麦九」の人気メニューの数々。昭和産業の『大地のかがやき』と『オレインリッチ』が、そのクオリティの高い味わいを支えています。

店内
2016年7月オープン。昼は近隣に勤める会社員、夜は地元の常連客などを中心に、幅広いお客様が訪れる。客席は、全32席。テーブル席のほか、宴会に人気の小上がり、一人客も気軽に食事ができるカウンターがある。

コラム

店長代理・料理長 児玉博和さん

天ぷらへのこだわりと職人技の融合が、さらなるおいしさに!

「どんなに忙しい時間でも、天ぷらだけは私が揚げています」と話すのは、店長代理で料理長も務める児玉博和さん。看板メニューのかき揚げは、オーダーが入ると、カットした素材にまんべんなく打ち粉をし、天ぷら衣を"素材にギリギリからむ程度"に薄くまとわせ、170℃の油で揚げます。特注したかき揚げ専用の枠に流し込み、手早く箸で突くことで素材をふわっと立たせ、花咲きの美しいかき揚げに仕上げる様子は、まさに職人技。「『大地のかがやき』の衣は、薄くても素材をしっかりとコーティングしてくれるので、野菜や魚介のおいしさを逃しません。さらに、これだけ天ぷらを揚げても、油臭さがほとんどないのは『オレインリッチ』のすごいところ。揚げ上がりの色もきれいで、時間が経ってもおいしいんですよ」と児玉さん。まさに、おいしい蕎麦に欠かせないパートナーといえるでしょう。

※ 記事中の価格などの情報は取材時のものです。

このお店で使っているのは?

大地のかがやき

『大地のかがやき』

北海道産麦小麦粉を使用した業務用天ぷら粉。自然な黄色味があり、軽くサクサクした歯切れの良い食感の天ぷらに仕上がる。従来品と比べて水溶けがよく、揚げたてのサクサク感が長続きするのが特徴。

『大地のかがやき』の詳細はこちら

オレインリッチ

『オレインリッチ』

オレイン酸を80%含有したピュアひまわり油。コレステロールゼロで、ビタミンEも豊富な栄養機能食品として注目される。あっさりとしていて、油っぽくないのが特徴で、揚げ物に使うと素材の香り、味わいなどを引き立ててくれる。

『オレインリッチ』の詳細はこちら

店舗 DATA

店舗外観
店名 海鮮蕎麦九 本厚木店
※ 2019年4月~ 店舗名変更
住所 神奈川県厚木市中町2-12-1 オーイー1番街ビル1F
電話 046-297-1900
営業時間 月~金曜 11:00~15:00(CLOSE)、17:00~22:00(L.O.)、土、日、祝日 11:00~22:00(L.O.)
定休日 無休
席数 32席(カウンター6席、テーブル、小上がり26席)
客単価 昼900円、夜2,000円

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